検索1位の65.6%はAIにも引用される|事務所サイトが今すべきこと

Naoyuki

こんにちは!士業特化SEO・LLMOコンサルタントのNaoyukiです。「これからはAI対策が必要らしいけど、今までのSEOは無駄になるの?」というご相談を本当によくいただきます。今回はその答えのヒントになる調査データを取り上げて、中小企業や士業の先生が明日から何をすべきかまで掘り下げていきますね。

SEO界隈では、ここ2年ほど「LLMO」「AIO」「GEO」といった言葉が飛び交っています。

ChatGPTやGoogleのAI Overviewsといった生成AIに、自社サイトを引用してもらうための施策のことです。

ただ、現場で一番多い誤解は「SEOとLLMOは別物だから、二重に投資が必要」という思い込みだと感じています。

今回ご紹介する調査は、その認識を見直すきっかけになるものでした。

目次

ニュース概要:検索1位の65.6%は生成AIにも引用されていた

Optyino.aiが、生成AIの回答1,360件を分析した調査結果を公表しました。

Google検索で繰り返し1位を獲得しているサイトが、複数の生成AIからも引用されているかを調べたものです。

元記事はこちらです。

Google検索で繰り返し1位のサイトの65.6%は複数の生成AIにも引用される?Optyino.aiがAI回答1,360件を分析

結果として示されたのが、Google検索で安定して1位を取っているサイトの65.6%が、複数の生成AIからも引用されていたという数字です。

つまり、検索エンジンで評価されているページは、生成AIからも高い確率で「情報源として妥当」と判断されている、ということになります。

もちろん、これは「1位を取ればAIにも必ず引用される」という話ではありません。

裏を返せば約3割強は引用されていないわけで、そこにLLMO固有の論点が残っています。

ただ、順序としてどちらが先かは、かなりはっきり見えてきたと思います。

これが中小企業・士業の集客に何を意味するか

私の見解は明確で、士業事務所や中小企業がやるべきことは、まず従来型のSEOをきちんと積み上げることです。

AI対策のために別の予算枠を作る前に、既存サイトの土台を見直すほうが費用対効果は高いと考えています。

理由は3つあります。

  • 生成AIの多くは、検索エンジンのインデックスや評価をベースに情報源を選んでいる
  • 「引用されやすい文章」の条件(明確な結論・一次情報・専門家の署名)は、E-E-A-Tの要件とほぼ重なる
  • AI経由の流入はまだ全体の一部で、指名検索・地域検索からの問い合わせが依然として主力

クライアントの士業サイトを拝見していると、「ChatGPTに引用されたい」とおっしゃる一方で、事務所名で検索しても事務所概要ページが上位に出てこない、というケースが珍しくありません。

基礎ができていないサイトが、AIにだけ選ばれるという都合のいい抜け道は存在しないと考えていいでしょう。

順番を間違えないことが、限られた予算を守る一番の方法だと思います。

なおゆき

「LLMO専用パッケージ」と謳いつつ、中身を見ると9割は普通のSEOだった、なんてことも珍しくありません。

SEOとLLMOは「別物」ではなく「重なる円」

SEOとLLMOは重なる円|土台と調整レイヤー

両者の関係を整理すると、こうなります。

共通部分がかなり大きく、そのうえでLLMO側に固有の要素が乗っているというイメージです。

観点 従来のSEO LLMO(AI引用対策)
評価される主体 検索エンジンのアルゴリズム 生成AIの回答生成プロセス
求められる内容 検索意図に合った網羅的な情報 短く引用できる明確な結論
信頼性の担保 E-E-A-T、被リンク、運営者情報 執筆者の資格・一次情報・出典明記
成果の見え方 順位・流入・問い合わせ数 引用の有無・指名検索の増加
着手の優先度 先に固めるべき土台 土台の上に足す調整

この表で伝えたいのは、右の列だけを単独でやろうとしても足場がない、ということです。

LLMOは「SEOの上に乗せる調整レイヤー」と捉えるのが実務的だと考えています。

士業事務所が今日から着手できる5ステップ

士業サイトが今日から着手する5つの確認

では具体的に何をするか。

私が支援先にお伝えしている順序をそのまま共有します。

上から順に、できているか確認していってください。

  1. 運営者情報を整える:資格名、登録番号、所属会、顔写真、経歴。AIは「誰が書いたか」を判断材料にします
  2. 記事に執筆者・監修者を明記する:「〇〇法律事務所 弁護士 △△(第二東京弁護士会)」まで書く
  3. 結論を冒頭に置く:見出しの直後に2〜3文で答えを書く。AIはここを抜き出しやすい
  4. 一次情報を混ぜる:条文・省庁資料の引用に加え、自分の実務での相談傾向を1〜2行入れる
  5. Googleビジネスプロフィールを整備する:地域名+士業の検索はAI回答でも地図情報を参照します

特に4番目は、他事務所と差がつくポイントです。

条文の解説だけなら誰が書いても同じ文章になりますが、「実際に相談を受けると、この点を勘違いされている方が多い」という一文は、あなたの事務所にしか書けません。

  • 検索エンジンからもAIからも評価される、二重の効果が期待できる
  • 問い合わせ時点で信頼が形成され、受任率が上がりやすい
  • 外注ライターでは書けないため、競合に模倣されにくい
なおゆき

「実務での体感」を1行入れるだけなんですけど、これをやってる士業サイトって本当に少ないんですよ。逆にいうと、まだ全然勝負できる余地があるということです。

まとめ:AIの話が出たときこそ、基礎に戻る

今回の調査が示したのは、検索で評価されるサイトづくりが、そのままAIに引用されるサイトづくりにつながっている可能性が高いということでした。

65.6%という数字は、SEOへの投資が無駄にならないという、ひとつの心強い材料だと受け止めています。

新しい言葉が出るたびに施策を乗り換えるのではなく、専門家として誠実な情報を、わかりやすい構造で出し続けること

地味ですが、これが結局いちばん再現性のあるやり方だと感じています。

まずは自事務所のサイトを開いて、「この記事、誰が書いたかすぐ分かるか」「結論が冒頭に書いてあるか」の2点だけでも確認してみてください。

そこから始められることは、思っているより多いはずです。


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noblensiaは士業(弁護士・司法書士・社労士・税理士)に特化したSEO・LLMOコンサルティングです。ChatGPTやPerplexityに「おすすめの事務所」と聞いたとき、あなたの事務所は出てきますか?

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記事作成者

Noblensia代表/SEO・LLMOコンサルタント(茨城出身・福岡在住)

IT企業でWebマーケティング・コンテンツ制作を経験後、独立。弁護士・税理士など士業を中心に、SEO戦略設計から記事制作、AI検索(LLMO)対策まで一貫して支援しています。

「人柄SEO」を掲げ、検索エンジンとAIの両方で選ばれ続ける集客資産づくりが専門。ChatGPT時代の集客に悩む経営者の方は、まず無料のAI検索診断からどうぞ。

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